いけばな協会展 三次展 新宿高島屋 いけばな協会は保険機構としていけばな界に貢献した一面があります。 いけばな協会展は、今までの展覧会みたいにピリピリしている空気感ではありません。どこかフェスティバルの要素を取り入れた展覧会です。 今年も和やかなに会員を相互の親睦がはかられた展覧会でした。
渋谷鶴遊 ボケ・孔雀ヒバ 2種合わせいけです。あばれているボケなので苦労しました。枝ぶりをみて、良くまとめました。
利根川華保 アイリス・サンシュユ・伊吹 寄せ三管に活けました。いかに狭い空間に活けるか、枝を交差させずに活けるかを技として見せます。上手に出来ました。
森田瑠華 雪柳・チューリップ・麦・スイトピー 寒色で女性らしい作品に仕上げました。とても柔らかな色と形にしてあります。 投げ入れの花器も、良く見付けてきました。大変素敵なデザインです。
今野清華 桜・孔雀ヒバ・スイトピー 漂白の桑の幹を据えました。2つの水盤を疎密のコントラストつけて活けました。満開になったところは、とても見事でした。
小林祐華 ガーベラ、ラナンキュラス、 オクロウレルカ ピンクと白をメインに可愛らしくまとめました。作品に広がりを与えるため鏡を意識的につかいました。壁に写った影も綺麗です。
池田柊月 漂白三椏・サンダーソニア・マンサク他 今回は、思い切って高さを表現してみました。上からさがるアスパラガスにもダイナミックさを感じます。無駄が省かれ印象的な作品になりました。
日々のお稽古から