第2回怪談研究会 白龍らが開催している怪談研究会です。今回は上野にある桜なべ別館金村です。作家の川奈まり子氏を迎え怖くも楽しい研究会となりました。
啓翁桜 不動明王の軸に負けじと迫力のあるお生花を立てました。床の間で驚いて頂こうと髑髏のレプリカを置きました。
葡萄の枯蔓・大根・ビーツ・椿 小野小町が落魄した際に手にした籠を意識しました。
枯物オーガスタ、霊芝、桃 珍獣の青銅器に立ち上がるように活けました。棚の幅を上手に使いました。
白龍が書いた書の間に立ち上るようにいけました。
金狗毛、羊歯
銅滴・米ツツジ とても力強く中国の山水画を思わせる作品となりました。
海棠、バナナ、アスパラ こだわりの朱塗角脚花台に二股の海棠を立てました。直立のバランスをあえて崩すためにバナナの茎を添えました。
百日紅・アナナス 足元にどっしりしたアナナスが治りました。百日紅の枝振も絶妙な取り合わせです
今回は白龍の手伝いを玉兎が引き受けました。
彩花展(2次) 東京都茶華道連盟主催の展覧会です。桂古流は豊島区の役員を岡雪華から西尾紀華に替わりました。3次は久保菁華も出品しました。
西尾紀華 大谷渡、ミニパイナップル、アジサイ、オーニソガラム、流木 ガラスの花器が夏らしさを表現しています。大谷渡を右の空間を思い切り空けて作ります。中心にアジサイを配し安定感を出し、涼やかさをオーニソガラムで表しました。
斎藤宥華 夏はぜ、カラー 焼杉水盤に株分で活けました。今の季節に相応しいまとめ方です。夏はぜは実も付いていて可愛らしかったです。
調神社夏季例大祭の献花
伊吹、アメリカ令法 調神社は敬神会という献花会がございます。桂古流が代々代表となっています。高さに限りがあり、スッキリまとめるため敢えて比較なら砂鉢にいたしました。
日々のお稽古
桂秀会桂正会研究会 孔雀ヒバの五行いけ
五行いけは桂古流独自の花形です。木火土金水の性質を一つの花形に収めます。普段とは違う活け方に教室も緊張とやる気に包まれます。
桂秀会、桂正会は六世華盛の時に設立された会です。皆さま熱心に事前稽古もこなして桂古流の奥義を身につけようと努力しています。
桂会研究会 籠を使った花
桂古流で最も歴史ある研究会です。隔月の第二日曜日に開催しています。白龍の講義も熱が入ります。
雨にも関わらず多くの会員が花材と花器を持参して研究に励んでいます。
この日のために色々準備して来ます。自分の作品だけでなくお互いの作品を見るのも良い勉強になります。
彬子女王殿下に触れられた籠
大正期に三世家元池華叟が求めた籠