第59回埼玉県いけばな連合会展
理事長 新藤華盛 杏 杏を初めて活けました。ためも効き、花も可愛かったです。梅、桜と違い独特の表情があります。花器は現代陶芸作家のだと思います。草の扱いになるので、白木の台にしました。
新藤三枝 桜 桜の立ちいけです。体から留にかけて花の咲き具合を変化させます。
中村智風 辛夷、ヒバ、木瓜 三重いけです。曲げられない辛夷を綺麗にまとめました。真ん中は窓なので両手切りにならない様気をつけます。
新藤白龍 チリ昆布、木瓜 かつて醤油を溜めていた壺を使いました。チリ昆布を絡め間から木瓜を挿しました。
柄澤華陽 ブプレウルム、リューココリネ、スカビオサ 輸入雑貨で出会ったモニュメントを花器に見立てました。ブプレウルムは主役にし辛い花材ですが、量感があると作品になります。
細田好草 椿、木瓜、ストック 大きな壺に春の息吹を詰め込みました。いつも若々しくお元気な作者らしい作品です。
白龍のお祝いの装飾花
後輩の結婚式で依頼された装飾花です。春の挙式らしく華やかな雰囲気に包まれています。
叡明高校卒業式の花 小手毬、ストレチア、百合ほか
叡明高校の卒業式の壇上花は、創立以来華道部員が活けています。滅多に活けられない大作を部員が協力しながら挿しました。
日々のお稽古
桂会研究会 早春を活ける
桂会、今年の第1回の研究会は早春を活けるです。先代華慶が好んだテーマを久しぶりに選びました。和風な花を育ててきたり、お花屋さんで色とりどりのスイトピーを買ってきたり、皆様思い思いに花材を持ってきました。
桂会研究会は毎回テーマが決まっています。師範取立ての方から総務の方まで皆様が活けたりお互いの作品を見たりして勉強します。
実習の前には白龍の講義があります。皆様配布されたプリントを前に真剣に受講します。
桂午会研究会 啓翁桜とアイリスの2管活け
桂古流では花木と草花の2種活けはありません。花木と草花を分けて活ける事はあります。今回は桜とアイリスを分けて活けました。
桂午会は土曜日に開催される研究会です。 難しい活け方にも積極的にチャレンジしていきます。
桂翠会研究会 桜の立ち活け
水仙は桂古流では、草花にお生花、枝物のお生花に属さない「葉組のお生花」とされます。用意する物が特殊で普段なかなか出来ないお稽古です。出来上がりの充実感はひとしおです。
桂翠会は、先代華慶の時に創設した研究会です。 皆様楽しみながら和気藹々とお稽古されています。