お知らせ
◆万年青生け込み予約始めます。お稽古は1月から
◆年末年始のお知らせ 冬休み 12月22日〜27日及び1月1日〜1月7日 お正月の生け込み 12月28日・29日 お稽古始め 1月8日
◆新年会のご案内 2月11日正午から 浦和ロイヤルパインズホテル 会費2万円
桂古流 コルソ展 第十五回記念展 つづき 2015年11月9日(月)−11月11日(水) コルソホールにて開催されました
大席16番 桜沢和邦 水仙 花留め轡と馬盥にいけました。 とても洗練された道具ですが、両方とも戦国時代に端を発します。今回の型は鶴の型です。
大席18番 渋谷鶴遊 椿・紅白木瓜 柔らかい表情の器を用意し、大らかに自然な枝ぶりを生かして活けました。
大席20番 杉村暁華 伊吹・菊 竹の二重切り花器に活けました。片方の脚だけは横切って良いことになっています。陰陽和合させて、上りいけと下りいけの調和を考えます。
大席22番 武田美芳 伊吹・菊 二種あわせ活けです。根元の菊がワンポイントになって、明るい作品に仕上がりました。
大席24番 中村華政 行李柳 桂古流の数いけです。エニシダや行李柳などをたくさん使います。筋を美しく見せるために様々な工夫をされます。
大席26番 細田好草 ドウダンツツジ、山茶花、菊ほか 和風な器にあいました。とても品の良い作品に仕上がりました。広がりと中心のコントラストが素敵でした。
大席28番 森田美洲 老爺柿、五葉松、橙ほか 白陶器に老爺柿を高々と掲げました。 普通はその勢いで重心があがってしまいますが、五葉松の使い方が秀逸でした。
平席3番 浅井昌穂 古木、アンスリウム、フェニックス 色鮮やかな面と有機的な線の古木がユニークなハーモニーを奏でています。器も楽しい表情でした。
平席1番 宝利華邦 谷渡り、バラ 谷渡りでフォルムを作り、 バラの花びらでくちびるを作りました。とても大きな作品で、作者の大胆で緻密な意図が発揮された作品でした。
豊島区総合美術展いけばな展 豊島区は桂古流が盛んな地域です。六世家元華盛のもとしっかり技を磨いた先生が多くいます。 今回もたくさんの作品が出ていました。
今井有華 赤目柳・カラー 焼杉水盤に株分けで活けました。しっかりバランスが取れています。
冨山尚華 ストレチア 大ぶりな葉と鋭い花弁の対比が興味深い作品です。
斎藤宥華 伊吹・菊 六世好みの薄端に二種合わせ活けにしました。品のある作品です。
花立文華 荒天柳・ピンクッション 豊かな表情の花器に奔放に広がった枝の面白さが印象的でした。
染谷桂昌 木瓜(紅白)、クジャクヒバ 白の木瓜を高く、赤の木瓜を低くいけました。三種合わせいけはとても難しいですが、いい形になりました。
西尾紀華 赤づる・目白杉・ダリア ボリュームを抑えて空間を大事にしました。クリスマスを意識した作品です。
今野清華 リューカデンドロン・バーゼリアなど 銀の器とよく合っています。奥行きを生かして写真より本物の方が迫力あります。
さいたま市文化フェスティバルいけばな展 11月19日から23日 プラザノース 今年で7回目を数える文化フェスティバルはさいたま市(旧大宮市)で開催されます。ここはかつて工場があり、そこで六世家元華盛がお花を教えていました。 桂古流からは6名が出品しました。
青木紀久華 赤づる、月桃の葉、チューリップ 線、面、塊という形状の3要素をとてもいい比率でまとめました。
長谷川郁華 ドウダンツツジ、オンシジウム 色を抑えて形に力を入れた作品です。シャープな器を上手に見せました。
つきのみや神社の花
毎年新年に神社に飾る花です。桂古流は歴代家元が上座に活けることになっています。 今回は雲竜梅と目白杉でいけました。
ハズの代わりにタコの置物で留めています。雲竜梅のクネクネ感にも似てますし、タコは多幸に通じ縁起物です。
日々のお稽古から
わかば会研究会 投げ入れ 投げ入れは壺に活けます。脚を投げ出すように壺に入れるいけばなです。 久しぶりのテーマでしたが、皆様熱心にお稽古されまさした。
桂朋会研究会 シュロの立ちいけ シュロは役枝により葉の大きさが違います。まずは型紙を作ります。 型紙と葉の大きさを合わせて切ります。葉先も工夫して整えます。
桂会研究会(午前) テーマをつけたいけばな
今回は自分の作品にテーマをつけるという研究会です。
皆様の思いが伝わってくる研究会でした。
桂会研究会(午後) テーマを付けて作品をいけるのは、大変好評で午後も大変にぎやかでした
市役所の展示作品 さいたま市役所の正面展示台にいけばな作品を展示しました。 今回はクリスマスが近づいてきたので、綿花とサイプレス、西洋ヒイラギにしました。 足元の装飾はソリとトナカイのオーナメントです。
桂翠会研究会 用流しの活け方 桂古流では古典花の基本ができると、流し活けのお稽古をします。7つの型があります。
桂古流の七変化といいます。今回はその一つ、用流し活けです。