桂古流ブリランテ武蔵野展 桂古流コルソ展から20年が経ち、白龍を中心に新しい桂古流を切り拓く展覧会が開催されました。顧問、総務の皆様に支えられながら、師範前の皆様も楽しそうに出品しました。
第一回記念に際し日曜の懇親会出席者に、新藤潤子副家元夫人から手作りブローチが贈られました。
副家元 新藤白龍 磯馴、ツツジ 桂古流六世好の薄端に、お生花を活けました。主催者らしく、堂々としたお生花に仕上がりました。
新藤潤子 棒シダ、枝ピー、フリージア 大きなトルコブルーの花器に春の息吹を並列型に仕上げました。白とグリーンでまとめ上げた作品が目を惹きました。
北岡圭子 ミリオンバンブー、ダリア、ラナンキュラス、フリージア、サンダーソニア、 花が描かれた蓋付きの器と組合せました。沢山の色が重なる中で白いダリアが一際目立ちました。
新藤あおば 桜、カラー、フリージア、 桜を盛花に仕上げました。基本形に忠実に整えました。春らしい花材の組合せです。
波多野敦華 菊 キッチンペーパーを染めて花器に見立てました。カラーワイヤとの相性も良く目立つ作品でした。
飯塚美楓 木瓜、バラ、玉シダ 白い変形花器に粗密を意識して活けました。木瓜の枝ぶりを見極め、小品とは思えない迫力ある作品としました。
宮園良華 小手毬、トルコ桔梗、スイトピー 美しい水色の水盤は、秘色窯業の水盤です。 ゆったりと小手毬やトルコ桔梗などを配しました。
杉村暁華 水木、チューリップ、ドラセナコンシンネ まとまりのある花器から、放射状に花材を広げました。活け花は、限られた枝野本数で、広い空間を取り込めて素敵に仕上がりました。
桜井更芳 花蘇芳、槇、クリスマスローズ 青銅の尊式は先代華慶が好んで活けた花器です。寄せ二管に仕立て、限られたスペースでもゆったり見せる様配置にも工夫が表れています。
新藤三枝 土佐水木、カラー、丸葉ルスカスグリーン、 寺池静人の陶製投入れに黄色系の花材を組み合わせました。
入場看板 会場入り口の看板は、書を白龍副家元、絵を潤子副家元夫人により製作されました。とても好評でした。
斎藤珠華・熊谷華樹・㕝子佳華 ドラセナ、グロリオサ、ドライウッド 3人の合作席です。入口の迎え花にもなっています。金属キューブが作品に奥行と輝きを加えています。
大川保華 にんじん 色々な色のにんじんを集めて構成致しました。イースターが近かったので可愛い卵も添えています。思わず笑顔になる作品です。
岸華生・後藤華和 赤珊瑚水木、アルストロメリア、金魚草、スターチース、金香梅 サーモンピンクの花器を組合せた合作です。お客様の迎え花となりました。 ガラステーブルで作品が鏡の様に写って2倍楽しめました。