桂古流コルソ展 桂古流の駅前教場はコルソが開店するまで今のバスターミナルの位置にありました。その関係でコルソ区分所有者にも名を連ねています。
大塚知華 荒天柳、チューリップ、レースフラワー 華奢な花器に柔らかく広がる花型が魅力的でした。オレンジ色のチューリップが象徴的で素敵でした。
岡雪華 チューリップ、レースフラワー 白い花器に水平に挿さっているチューリップが可愛らしいです。淡いピンクも早春に似合います。
小川洋子 ガーベラ、葉蘭、霞草 小ぶりな花器に葉蘭が飛び出すようにフォルムを形成しています。色とりどりのガーベラが楽しそうに活けられています。
波多野敦華 カラー 平たい変形花器は剣山が入れづらいので、ソフトコイルをもちいました。高さに差を付けたカラーが多面的な美しさを表しています。
萩原喜美華 ラナンキュラス、タマシダ、霞草 中央に凹みのある花器を独創的な活け方で花材を引き立てました。手前と奥の花材のボリュームがとても良かった作品です。
祓川江倖 オンシジウム、タマシダ シルバーの花器にオンシジウムの黄色がとても良く似合いました。2本の茎から生まれた空間もセンスが光りました。
船戸華八 金柑、ピンポン菊、SPカーネーション 冬の彩りをお花と実で表現しました。金の花器も渋く使えました。軽やかさに瑞々しい感性を秘めた作品です。
中村明日花 スイトピー、ヒペリカム、オーナメント ティータイムを感じさせる雰囲気が作品を包んでいます。人々が語らう団欒が垣間見える様です。
豊岡楹菜 雲竜柳、金魚草、スプレー菊 ストライプの水盤にゆったりと雲竜柳が挿してあります。春風に舞っているような枝の使い方です。金魚草は固めて存在感を強調しました。
華道アーチスト協会展
毎年、有楽町交通会館で開催される華道アーチスト協会展は古い歴史があります。昭和の頃から桂古流では関わってきました。福住さんが華道大賞を受賞しました。
日々のお稽古
桂古流わかば会研究会
3月3日のわかば会研究会は投げ入れでした。花材は桃と菜の花です。桃は木化していない若茎もあるので、枝ぶりを確かめて活けます。
実習の前に、上巳の節句について講義しました。曲水の宴、また雛人形と桃によって女児を守ろうとした歴史について触れました。
わかば会は家元本部直系の研究会です。皆様普段のお稽古と少し違い、緊張しながらも熱心に活けていました。
桂古流東武支部
イースターのフラワーアレンジを楽しみました。黄色のラナンキュラスに小手毬、スイトピー、スターチスなど春の可愛い花に包まれています。
リボンも入りキリストの復活祭らしい雰囲気になりました。春分の後の最初の満月の後の最初の日曜日になります。今年は3月31日です。
東武支部は加須を中心に活動している研究会です。皆様元気に通ってきています。
桂会研究会 プラスチックを使った花
3月の研究会はプラスチックを使った花です。プラスチックは歴史的にも面白い素材です。
白龍の講義も盛り沢山で、皆様楽しみながら勉強しました。
プラスチックをそのまま使わず熱で加工したり、切ってみたりと思いがけない発想の作品が多くございました。
桂古流研究会は隔月の第二日曜日にございます。桂古流師範ならばどなたでも参加できます。
今日は午後もとても賑やかでした。皆様様々な素材を持ってきました。
桂卯会研究会 孔雀ヒバと桜の二重切
二重切は竹筒に活け口をもう一つくり抜いて作った花器です。登りいけは下口から縦鱗に、上口は懸崖に活けます。二つで巴になる様にします。
桂卯会は先代華慶の設立した会です。皆様熱心にお稽古されています。
十人和笑会 ツツジの立ち活け
ツツジは折れやすい花材です。バニギリツツジは立ち活けに不向きです。タナシツツジは立ち活けに仕立てることができます。幹に薄く傷を入れて絵の繊維を引き出す様にします。
桂月会研究会 孔雀ヒバと撫子の2管いけ
2管活けは竹筒を高低ふたつ用意して、花材や向き、大きさなどに変化を持たせる活け方です。 草花の場合は低く活けます。
桂月会は月曜日に開催する研究会です。皆様とても楽しみながら和気藹々とお稽古しています
桂翠会研究会 桜の留流し活け
啓翁桜は矯めの効く花材です。桂古流七変化の一、留流し活けを勉強しました。資料は桜と花見についてです。
桂翠会は先代華慶の時に設立した研究会です。役員も会員も協力し合って、楽しい時間が過ごせます。
桂午会研究会、ツツジと孔雀ヒバの併せ活け
併せいけ2種またはそれ以上の花材を併せて活けていきます。足元が身切られないよう注意します。花木と孔雀ヒバは陰陽が効いて美しいです。
桂午会は土曜日に開催される研究会です。皆様楽しんでお稽古されています。