桂古流 コルソ展 第十五回記念展 つづき 2015年11月9日(月)−11月11日(水) コルソホールにて開催されました
中席9番 太田喜美華 クジャクヒバの控え流しです。全体が大きくなり過ぎないよう注意しながら枝を整えます。
中席11番 大野東峰 トルコキキョウの様々な表情が楽しめる作品でした。三角形の花器も柔らかい花の印象に一役買っています。
中席13番 加藤華幸 雪冠杉 面取八面竹花器 雪冠杉は束で枝が抜けてしまうので非常に枝鳥が難しい花材です。柔らかい線を上手に出せました。
中席15番 金子博翠 赤目柳、氷室杉、菊の3種合わせいけです。器のボリュームを考慮して留めを長く取りました。赤目柳と氷室杉は左右に分かれています。
中席16番 慶野澄鳳 八手、透かし百合、小菊 投入れにゆったりと花材が入っています。粗密の取り方や前後の枝配りなどとても洗練されています。
中席17番 後藤華和 美しいバラと赤い花器との出会いが作品を楽しい雰囲気に包んでいます。上に伸びる雲竜柳もユーモラスに感じます。
中席18番小林祐華 トルコキキョウ、ベアグラス、レザーファン ティアドロップ型の器を前後に組み合わせて真ん中にブーケの様なかわいいお花が入りました。
中席19番川名勝豊 信夫ヒバ、ボケ 小品ですが2種をきれいに合わせました。隙のないお生花に仕上がっています。
中席20番 川西直華 グラジオラスのお生花です。タメが効きませんので、枝ぶりをよく見なくてはいけません。足元も良く付いています。
中席21番 斉藤京華 雪柳、孔雀草、かるかや竹花器 かるかやに秋草を活けました。かるかやは取っ手を見せること、また足は片方のみ横切っても良いなど、独特の約束があります。秋草の豊かな彩りとともに凛とした姿に活けられました。
中席22番 白子妙花 柿、菊 庭の柿の木を使いました。菊との取り合わせも秋らしく、渋い投げ入れに仕上がりました。
中席23番 下田華美 トルコキキョウ 素敵な色合いの作品で、ファンを増やしている下田さんの作品です。 柔らかいピンクの出会いが魅力的です。
中席24番 新藤玉兎 ブルーレースフラワー、デルフィニウム、スターチス カラーオアシスを何層にも重ねて土台を作りました。ブルーを中心にまとめて見ました。 茎を見せなかったので、様々な花の形や色が直接伝わります。
中席25番 関典幸 野茨 野茨を現代調に活けあげてみました。高さを出さずにボリュームあふれる作品になりました。
中席26番 曽根梅久 白ボケ・ヒバ 小振りですが象耳の唐金花器で活けました。気品ある作品です。枝の本数などで強弱をつけて活けられました。
中席27番 染谷桂昌 赤ボケ・ヒバ 枝ぶりの暴れているボケです。たちいけにはあまり向いていません。丁寧に仕上げました。
蕨高校の卒業式の花
蕨高校の卒業式の花 今回は明日卒業する子達が「最後に一本ささせてください」と訪ねてきました。 母校を愛し、華道部で桂古流を愛した生徒が卒業していきます。
日々のお稽古から
桂古流東京支部研究会 チューリップのたちいけ 大塚で行われている桂古流東京支部です。 今回はチューリップのたちいけです。
桂古流東京支部研究会 床の間の講義の後、株分けを活けました。 展覧会の最中でしたが皆さんよく出席されました。
桂会研究会 3月13日 剣山を使わない花 今年2回目の研究会は剣山を使わない花です。
桂会研究会 日頃後ろの方は写さないので今回は、最後列を紹介します。
桂会研究会 大変賑やかなのは前列も後列も同じです。 昨年の皆勤賞は33名になりました。
桂会研究会 桂会研究会午後の部です。 最近とても混んできました。
桂会研究会 今回のテーマも優しくはありませんが、皆様の創意工夫が感じられます。
桂会研究会 若手からベテランの先生までそれぞれのレベルの作品が多く見られる貴重な機会です
桂美会研究会 赤珊瑚水木の五行いけ 桂古流固有の花型、五行いけです。 たちいけの役枝をそれぞれ木火土金水とします。 木は立ち上がり、火は燃え上り、土は押しとどめ、金は土の中より産出し、水は流れ行く。 それを表現できるようになることが、五行いけです。
桂美会研究会 3連休の最中ですが、熱心にお稽古に励んでおります。