いけばな協会展 一次展 新宿高島屋 いけばな協会はいけばな文化の普及発展と会員の親睦を目的として昭和33年に設立されました。 関東を中心に和気あいあいとした雰囲気の中で開催されています
新藤華浩 客位)垂れエゴ・孔雀ヒバ 主位)苔松・山茱萸 砂鉢を株分けとして立ちいけにしました。 垂れエゴは初めてでした。 枝はらいをして役枝が見えるようにしました。
中村智風 山茱萸・椿・檜葉 立派な山茱萸の木に椿・檜葉という合わせです。 それぞれ違う個性が絶妙なバランスで活けてあります。
石田多喜華 ボケ・椿・貝母百合 ボリュームのある枝に合わせて活ける花材を探しました春の伊吹を感じさせる作品です。
染谷桂昌 エニシダ・椿 展覧会の3ヶ月以上前から一生懸命にお稽古しました。本番でもとても伸びやかな線を出すことができました。
奥沢久鳳 馬酔木・伊吹 馬酔木の荒々しい木肌に濃い緑の伊吹は、とても相性の良い組合せです。 メリハリの効いた作品となりました。
金子理恵華 小手毬・ラナンキュラス・ドラセナ 隣の席と敢えて花材を重ねてみました。合作とは違う魅力です。統一感のある席となりました。
杉村暁華・斉藤美智華 ヒバ・山茱萸・米ツツジ・梅・著莪など 桂古流としては珍しい自然盛花の合作です。 大きな水盤が自分達で集めた花材でいっぱいになりました。
森本慶美 桃・菜の花 桂古流では花の咲く木と草花は組み合わせとして活けません。ツツジとアイリスや、桜とカキツバタなどはございません。しかし桃と菜の花は節句の組み合わせということで特別に認められています。とてもきれいに入りました。
碓氷悦華 木瓜・孔雀ヒバ 2種併せ活けです。木瓜がとても立派でした。エタぶりは、そのまま活かしました。少し大きすぎるかと思いましたが、綺麗に収まりました。
萩原喜美華 赤珊瑚水木・伊吹・ラナンキュラス 3種併せ活けです。赤珊瑚の筋・伊吹の強さ・ラナンキュラスの可憐が美しいハーモニーを奏でます。高度な技術と花材の組み合わせが難しい活け方です。
いけばな協会展 二次展 新宿高島屋
新藤三枝 とくさ、小花 今回は作家物の器と花留めも作らせての作品です。 色を抑えて形に身が向くよう計算してあります。
いけばな公募展 いけばな公募展は流派や役職にとらわれず誰もが参加できる展覧会です。初めは8人の会という作家グループでした。グループを発展的解消することで公募展となりました。桂古流は創成期から会長新藤三枝が参加し1999年からは現家元が事務局を司っていました。桂古流からは若手作家が出品しています。
飯塚美楓 習字の紙・紫陽花・ソリダゴ 公募展には浅草の産業貿易センターの時代から出品しています。 迫力のある作品になりました
松沢厚見 今回初めての出品となりました。アンスリウムをお酒につけ変色させました。また色々な梅を漬け込み有機的に変化する植物の表情をとらえました。
斉藤美智華 平面作品を得意とされます。今回はロマンチックな印象になりました。 紫陽花が柔らかい表情になりました。
花展準備委員会 来年2月の桂古流創流150周年記念展にむけて、準備委員会が動き始めました。
総務(桂古流幹部)に向けて発送作業です。またそれに先立ち年間計画も決定しました。
日々のお稽古から 桂夘会研究会
太藺と黄金海芋の魚道いけ 水物花材を株分けで活ける時は、魚道いけと言います。
今回は縞太藺と黄金海芋を使った魚道いけです。 縞太藺は柔らかいので根元を持ちながら優しく挿します。まるで株の間を魚が泳ぐように見立てます。
日々のお稽古から 桂会講習会
桂会講習会は7代家元新藤華慶が創設した現代いけばなの勉強会です。
今回は浮遊感のある作品作りです。 まずは浮遊感についてイメージを固め、それから剣山なしでも自立する方法を勉強しました。
日々のお稽古から 十人和笑会研究会
朝鮮槇の二重いけ 十人和笑会は最も古い古典花研究会です。 二重切の花器は竹もございますが、パイプも便利です。 朝鮮槇の緑ととても相性が良いです。