いけばな協会展 二次展 新宿高島屋 いけばな協会展は、昔は東京の幹部と家元、副家元しか出品できませんでした。しかし桂古流は、徐々に出品枠を増やしました。今年は全体で上位3番目に食い込む出品数でした。今後も桂古流はいけばな協会の主要流派としての責務を果たして参ります。
柄澤華陽 紅白ボケ 竹の二重切に紅白ボケで活けました。太くて暴れているのでとても苦労しました。約束を守っていいバランスに入りました。
岡雪華 連翹・黄金伊吹 冬から春に向かう時、黄金伊吹はとても美しい色になります。連翹の黄色とも 合いました。素敵な形でした。
曽根梅久 伽羅・椿 象耳の花器です。 伽羅と椿の取り合わせは強さと優しさが出ていてとても見応えがありました。
大蔵華洋 ツツジ、キャラ、アセビ 3種あわせ活けです。バランスや花材の合わせ方が難しいです。唐子の花器とも相性よく活けられました。
齋藤珠華 桜、竹炭、チョコレートコスモス 炭の温かみある黒を使うことで桜の瑞々しさを強調しました。チョコレートコスモスも色は暗いですが可愛らしい花です。渋いですが若い感性が光りました。
鈴木雅桂 チューリップ ステンレスのチューブを表情豊かにからませました。花が外に向いているので邪魔にならず、開放的な作品に仕上がっています。葉の緑も良いアクセントになりました。
大坪華真 菊・荒天柳 糸車の糸はピンと張り、荒天柳は自由奔放な線で編上げています。懐の空間を思い切り取りコントラストがしっかりついてます。
鴨井楓月 桜 桜のお生花です。柔らかい色合いの花材です。花にばかり目が行きますが、形もしっかり取れています。
フラワーウォーク 日時:平成28年7月14日(木) 12:00〜13:00 会場:さいたま新都心合同庁舎2号館 2階受付ロビー
農林水産省関東農政局より委託を受けて、会長がトルコ桔梗とヒマワリをデモンストレーションしました。
デモンストレーションの後は見学していた大勢の男性がトルコ桔梗とヒマワリを家まで持って帰りました。
調神社の献花(敬神会) 六世家元より桂古流が一番上座(神殿より)に活けることになっています。
檜扇の株分け
さいたま市子ども華道体験教室
子ども華道体験教室は、さいたま市文化振興事業団が子どもたちに伝統文化を体験してもらう「夏休み伝統文化体験ツアー」の一環で行われています。
会場は、北浦和の恭慶館です。 純和風な佇まいの中、いけばなを体験してもらいます。
子ども達がいけばなに関心を持って、これからの伝統文化を支えてくれることを願います。
国際シンポジウム・ワークショップ 「世界の中の日本美術 ー過去から未来へー」
日本学生支援機構・学習院大学主催による国際シンポジウム・ワークショップ「世界の中の日本美術」が7月29日にお台場の東京国際交流館で開催されました。
家元嗣新藤白龍がいけばなコーナーを担当しました。
当日は三笠宮彬子女王をはじめ多くの来賓及び海外の研究者が来場しました。 彬子女王にいけばなの 説明をさせていただく栄誉に浴しました。
日々のお稽古から 桂秀会、桂正会、研究会
朝鮮マキの五行いけ 桂古流独自の花型です。自然哲学の五行思想をいけばなで表現したものです。 木火土金水 を1つの型としていけあげます。
朝鮮マキはいけやすい花材ですが、近年入手が、難しくなってきました。これからも伝統花材が安定して供給される事を願います。
日々のお稽古から 桂会研究会 水辺を活ける
今回のテーマは水辺を活けるです。 水生植物をそのまま使ってもいいし、いけばなの表現方法である「見立て」を使ってもいいということにしました。
暑い中たくさんの会員が参加してくれました。
日々のお稽古から 桂翠会研究会 伊吹に鶏頭根〆付け
桂古流には枝物のお生花に草花を根〆として添える活け方があります。
日々のお稽古から 桂美会研究会 フトイと雪柳の2種あわせ活け
夏らしく涼やかな立ち活けです。フトイだけで13本です。役枝の位置を確認しながら、慎重に活けます。
日々のお稽古から 花留轡の研究会
毎年夏に有志で花留轡の研究会を開催しています。いけばなが武士の時代からつながる物として、轡を花留にしたのが由来と言われています。 今回は蝶、鶴、鴛鴦の型を学びました。