第50回日本いけばな芸術展 第一次展 昭和41年に高松宮喜久子妃殿下を総裁としていけばな界が大同団結した財団法人が、日本いけばな芸術協会です。 桂古流は発会当初から理事流派としての責務を果たしています。
新藤華盛・岡野邦月・江原政甫 槇柏・シンビジウム 槇柏を主にした3管の寄せいけです。 控え流し、用流し、留流しと桂古流の七変化のメジャーな3種類としました。花器は六世好みの薄端です。 祖父が見たら何というか…改めていけばなの奥深さを感じた一瞬でした。
二次展 日本いけばな芸術協会は規模としても日本最大です。300流派4000人の会員を抱えます。記念展の時は特に天皇陛下のご行幸がございます。今回は2次展に天皇皇后両陛下のご行幸がございました。出品した人へ親しげにお声かけ下さりました。幸運にもお会いできた人々は感激しておりました。
大蔵華洋・田島華宣・ 曽根梅久 パイプ二重3管寄せいけ 槇柏・バラ・シンビジウム・ サンダーソニア 一次に続き二次展も同じ3人席でした。二重は幅も奥行きもとるので寄せいけは難しいのですが、とても良いチームワークで立派に作り上げました。
新藤三枝 シペラス・睡蓮 大皿に初夏の瑞々しい植物をふんだんに使いました。 花器と花材を取り合わせ、根つきながらいけばなの作品に仕上げました。
桂月会 かるかやの秋草いけ
秋草の楚々とした姿は、かるかやの器によく映えます。五種活けにしても素材がよくまとまります。
桂月会は月曜に開催しています。和気藹々と楽しみながら勉強しています。
桂会講習会 リングを使ったいけばな
枝は2点を固定すると立ち上がります。これは古典花でも現代花でも同じ原理です。
今回はワレモコウ・姫ヒマワリ・秋明菊・セロシアなど秋を代表する花材を使いました。
午後の部も大変混んでおりました。
秋の七草の話や茶の湯の話も楽しく有意義な講習会でした
桂美会研究会 菊の3株活け
菊は美しいだけでなく、長寿の妙薬と長い間愛されてきました。 秋なので白菊を高くいけ、黄菊、赤菊を添えました。
桂美会は父が長い間関わってきた研究会です。和気藹々と楽しくお稽古されています。
桂秀会 桂正会 菊の3株活け
菊の3株活けです。株分けですので通常と同じ大きさでは活けません。一回り小さめにします。
春夏冬は黄菊を上にします。秋に白菊が高いのは五行説に由来します。
桂翠会 かるかやの秋草いけ
かるかやは、手つきの竹筒です。楚々とした秋草によく映えます
ススキを主に女郎花、藤袴、竜胆、小菊で5種いけにしました。皆様熱心にいけていました。