第50回日本いけばな芸術展 第二次展 日本いけばな芸術展出品を最終目標とする華道家も多いと言われます。流派の規模と協会への貢献度は関係しています。 桂古流はお陰様で協会会員数も増えました。全国でトップ10に食い込むまでに成長したのも祖父、父と代々協会理事として活躍し、一方で桂古流を発展させてくれたからです。今更ながら歴代家元に感謝せずにいられません。
つきのみや十五夜祭
浦和鎮守のつきのみや神社は調神社とも呼ばれます。桂古流は月の名所を桂と言うように、月に縁があります。三世家元池先生が浦和に居を構えたのも、つきのみやとの縁を大事。
投入れはススキにアシ、カキツバタです。たち活けは満月花器に黄菊、薄端は朝鮮槇に鶏頭です。
桂古流師範考査
桂古流では毎年2回、師範考査が行われています。奥伝取得者で条件を満たした方が、考査を受けます。
遠く富山から受験に来る方もいます。考査で基準を越えれば師範の免許を取得します。作品審査の最中は受験生は退出しています。
江戸ウィーク 桂古流出品作
オリンピックを見据えて上野公園噴水広場で開催されているイベントです。 インバウンドを意識し日本文化を含めた伝統的な物を多く展示していました。 いけばなからは桂古流が指名を受け、新藤白龍が出品しました。 菊をいけ、和服の白龍と写真を撮っていました。
埼玉WABISABI大祭典
2020オリンピックパラリンピックとラグビーワールドカップ2019にちなんで開催されました。埼玉県の文化を広める活動の一環です。 白龍は中高生の先輩で、芸大卒のバイオリニストの石井智大様とコラボレーションしました。
オリンピック選手と同世代からのメッセージとして大胆な作品になりました。
花×藝U 日本大学芸術学部の卒業生でいけばなに従事する人々の展覧会です
今回も新たなメンバーで開催されました。10月16日〜18日池袋オレンジギャラリーです。 家元作品は伊吹・ウィンターベリーの2種類合わせいけです。
つなげよう花の心 10月20日〜22日まで芝増上寺の地下展示室にて復興応援いけばな展が開催されました。震災当初から求められている内容も変わりました。被災者わ忘れない、思い続ける気持ちが今最も大事なのではと感じました。
桂会研究会 秋の七草をいける
秋の七草は萩尾花葛撫子女郎花藤袴朝貌です。山上憶良の歌として万葉集に収められました。
伝統の七草に現代の秋草も加え、思い思いの作品を作りました。
午後もたくさんの人が見えてくれました。
個性的に花材で秋を演出していました。
桂午会研究会 菊の三株いけ
菊は長寿の花ともいわれ、昔から人々に愛されてきました。
三株いけはお互いに交差しないよう空間を開けます。また葉を取り過ぎず残し過ぎず、バランスよくいけます。