いけばな×百段階段 ホテル雅叙園東京 今年から秋になった雅叙園の百段階段です。 春とは違った花材も人気を呼び過去最高の来場者となりました。
家元新藤華盛 水仙 大水盤に水仙を配しいけました。11株活けてあります。
副家元新藤白龍 バショウ・コウモリ蘭ほか 遊び心溢れる作品です。 若き躍動感あります。 金屏風をうまく活かしました。
家元総司 新藤京華 赤珊瑚水木,菊ほか 作家の花器を上手に活かしました。白と金が毛氈の上でとても良く映えています。
島崎静風 南天・孔雀ヒバ 染付にお生花を活けあげました。南天の細い枝とヒバのボリュームが素敵な対比を生み出してます。
井上喜富 錦松・伊吹・蘭 立派な錦松を立てられました。配した蘭も格を失わず堂々としたお生花になりました。部屋の雰囲気と合っていました。
豊島区文化祭いけばな展 豊島区の華道協会が主催になっている展覧会です。今回は岡社中と西尾社中が担当しました。桂古流から8瓶も出品しました。 豊島区にはかつて秋山さん、真名子さんという両幹部がおりました。桂古流を東京に広めようと尽力して下さいました。また椎名さんは高校華道部を中心に活動されました。他にも多くの先人の努力が今の桂古流を支えてくれています。
西尾紀華 スチールネット、葉牡丹、コキアほか 高さをあえて出さない事で普段見ない作品に仕上げています。器との相性も合っています。
今井有華 万年青 花留轡で蝶の型を作りました。朱塗りの花器との映りも良いです。万年青を9枚入れるのは難しかったと思います。
斉藤宥華 赤目柳・アイリス 鼎型の三つ足花器に凛と活けられました。柳で露落としを作り見切りにならないよう気を配っています。足元が一色できれいです。
久保菁華 荒天柳、ベニコマチ、ダリア 変形花器に荒天柳をゆったりと絡ませました。全体の枠組みが出来上がります。また花留の役目もします。ベニコマチとダリアの色調が揃っていて作風に統一感が生まれました。
桂会研究会 柳をいける
柳は桂古流いけばなの花材として、とても大事な枝物です。曲げて良し束ねて良し色々な使い方ができます。
とても寒い季節ですが皆様大勢でお出かけくださいました。思い思いの作品を仕上げ笑顔でした。
今回は午後もとても賑やかでした。秩父やユーカリが丘からも参加者がいました。こちらは横須賀から太い竹を持参しての参加です。
桂美会研究会 啓翁桜の控流し
啓翁桜は春に先駆けて出回ります。粘りがあり花付きもよく人気の花材です。
桂美会は先代華慶の設立した研究会です。皆様熱心にお稽古されました。
桂朋会
桂朋会は月曜に開催する研究会です。皆様とても熱心にお稽古しています。お稽古の後の懇談会も和気藹々としています。