最新情報│桂古流いけばな：財団法人新藤花道学院

さいたまWABISABI大祭典2018

ラグビーワールドカップ、オリンピックパラリンピック2020を見据え、世界に埼玉の文化を広めるために開催されました。
今回は池の前の野外作品です。
竹の途中から晒しミツマタをさして高い作品にしました。ぶら下がっているのはエアプランツです。

大磯うつわの日

今年の「大磯うつわの日」は富田さんに誘われて小野澤さんも参加しました。準備段階は画像だけを見てメールでやり取りしていきます。
陶芸家の方も乾燥の段階での口径を教えてくれて本焼きでどのくらい縮小するかも想像していきます。
大磯で器とお花が上手く合うととても嬉しくなります。


花器　富田啓之作。花材　キャラ赤い薄端に、キャラを五行活けにしました。木火土金水それぞれの性格を当てはめて活けた花です。富田さんの器はキチンとおとしもでき上っていて活けやすかったです。		花器　富田啓之作。花材　大谷渡り・行李柳・トルコ桔梗吊り花です。吊り花はバックがあると活けやすいです。白とゴールドでとても素敵な花器でした。


花器　小野澤弘一作。花材　猿猴杉・ウィンターベリー猿猴杉はとても状態が良かったです。ウィンターベリーもよく締まった枝でした。２管は低い花器が縦鱗、高い花器が横鱗になります。下記も含めて陰陽和合します。		花器　小野澤弘一作。花材　グラジオラス咲くと綺麗でしたがつぼみで花色が見えません。紫色のグラジオラスです。花留轡にグラジオラスを挿してみました。型は源氏車です。

花器　富田啓之作

花材　ベッコウマサキ・サンゴ水木

今回のメイン花器です。赤地に金彩です。前回の鶴首で自信が付いたのでしょう。こ
ちらが煽られてしまうようです。

上尾市文化芸術祭

上尾市の秋の展覧会です。桂古流からは岸華生が出品しました。

サンゴ水木、目白杉

2種あわせいけです。上部を赤い筋物で下部を目白杉でボリュームを出しました。

川口市いけばな展

川口は桂古流が古くから活動してきた地域です。
現在は小島さんを中心に精力的に出品しています。


小島彩香イイギリ・錦木・キク秋を大らかに表現しました。イイギリは生産者から直接入手したので迫力のある枝ぶりです。		矢作麗盛キャラ・ツルウメモドキ・金香梅竹三重切を、何度も練習して形にしました。花材の特徴やコントラストを工夫して仕上げました。


北希里香行李柳・ユリ・トルコ桔梗行李柳の柔らかい曲線を上手に活かしました。上下で量感に差を出し、作品に奥行きをだしました。		内田静美ストレリチア・鉄砲百合・キク並列形です。綿のような姿になりました。

増田繁華

ドウダンツツジ・キク・藤袴

壇上に秋の風情を表現しました。

加須市文化祭華展

加須は上原華貞様の時代から沢山の幹部を輩出してきた街です。
現在も加須で研究会が行われています。


吉田しず枝柊南天・ユリ・キクつぼに柊南天を高く立て、足元は花を入れて充実感をだしました。晩秋の姿が表現されています。		福田美甫サンゴ水木・トルコ桔梗・ヒペリカム・ゴッドセフィアナ器の幅でおさえる直伸形です。奥行きはゆったりと使えました。足元のゴッドセフィアナの入れ方も上手でした。