大宮華道連盟いけばな展 春に新しく竣工した大宮駅前複合ビル「角街」で春のいけばな展をしましたが秋は大宮そごうで開催されます。大宮華道連絡会長は桂古流の細田好草顧問が就任しています。
会長細田好草 石化柳、孔雀ヒバ、黄菊 三つ足松竹梅薄端 花材を長野県まで探しにいきました。とても状態の良い柳とヒバをしっかりお生花に仕上げました。
波多野敦華 伽羅、錦木、黄菊 螺鈿3管活け 寄せ3管です。伽羅をたて鱗、錦木を横鱗にしました。秋らしさを演出しました。
丸林静香 南天、孔雀ヒバ 三つ足鼎 南天に楔を入れて曲をつけました。スラリとした南天の幹が孔雀ヒバと良いメリハリを出しています。
柄澤華陽 枝垂れ桑、金伊吹、鶏頭 枝垂れ桑を夏頃から注文しました。金伊吹と共に都内から届きました。高く活けたのでバランスが取り辛かったですが良くまとめ上げました。
生け込みには次男玉兎がお手伝いに伺いました。細田さんと打合せしています。
叡明高校合作展
秋のイベントとして開催されました。南越谷にあるサンシティ越谷に飾りました。高校生の自主性を重んじ普段のサイズではない広い空間を活け込む勉強をしました。
枝からお花にかけての流れの出し方がとても美しく秀逸です。白龍、玉兎の指導力もあがってきました。助手を務めてくれているのは顧問の柄澤さんです。
日々のお稽古 桂古流わかば会研究会 コンポートをいける
コンポートは盛花の下垂形の別称です。足高の器を使うのでその様に呼ばれる事が多いです。
わかば会実習の前には白龍の歴史を踏まえた講義がありした。皆様熱心に受けていました。
桂古流東武支部 菊の重陽いけ
9月9日は重陽の節句です。菊の節句とも言います。桂古流では五行に習い菊の重陽いけをします。
菊は白、黄、赤をそれぞれの場所に寸法通りに挿します。また菊は葉でいけるの口伝に習い工夫します。
桂古流東武支部は加須を中心とした研究会です。皆様熱心にお稽古されていました。
桂翠会 かるかやの秋草いけ
かるかやは手桶とも言われる花器です。細身の花材と相性が良く、特に秋草を桂古流では好みます。
桂翠会はとても仲の良い会です。お互い声を掛け合いながら楽しくお勉強しています。
桂朋会 秋草かるかや活け
かるかやは細身の竹で出来ています。両手切りにならない様また花材がそれぞれ役枝の場所に収まる様活けます。
桂朋会は月曜に開催される研究会です。皆様秋草を愛しむ様に大切にお稽古されていました。
花留め轡の会
花留め轡は江戸期に形成されました。元々馬を操る馬具です。今では知恵の輪の様に様々な形が作られます。
今回は蝶の型を花留め轡で紙み実となった檜扇を活けます
桂美会研究会 朝鮮槇の控流し
桂古流には流し活けが7種ございます。桂古流七曲(七変化)と言います。枝が流れる事で美しい型を保ちながら遊びが生まれます。
桂美会は父華慶が設立に関わりました。会員もベテランが若手の指導を優しくしてくれます。とても仲の良い会です。
桂午会研究会 菊の三株活け
立活けは一つ一つが完成していなくてはなりませんが三株活けだと全体で見た時も美しさが求められます。株分の難しさはそこにあります。
桂午会は土曜に開催している研究会です。皆様笑顔で楽しそうにお稽古されています。