川口市華道連盟いけばな展 3年ぶりに開催された川口市華道連盟いけばな展です。川口駅前リリアで開催されました。副会長小島彩香はじめ桂古流からは3名出品しました。
瀧澤純香 晒し三又、アスパラ、バラ 優しい曲線を丁寧に表現しました。 繊細な表情を壊さない様に細かな素材を工夫しました。
小島彩香 飯桐、夏櫨、オリエンタルリリー 川口は安行を中心に植木の産地としても有名です。 広い会場の天井に届くばかりに大作を活けました。 四方見なので活けながら抜けている空間のない様に構成しました。
北希里香 梅もどき、百合、竜胆 秋の代表的な花材である梅もどきを立派に据えました。 赤い実の側にはあえて蕾のユリを配しました。 計算された盛花でした。
埼玉県和文化フェスタ2022 11月12日13日に越谷レイクタウンにて埼玉県和文化フェスタが 開催されました。埼玉県いけばな連合会は桂古流が担当しました。 いけばな展示、体験教室、デモンストレーションと様々な催しが 行われました。
いけばな展示@
いけばな展示A
体験教室
デモンストレーション
さいたま市いけばな芸術展 さいたま市いけばな芸術展は、さいたま市いけばな芸術協会に在籍する作家の展覧会です。 桂古流からは36人も出品しました。毎年1番多くの出品者が桂古流です。
中村好華 桜(天の川) 六世好薄端花器 桜は六世華盛が展覧会や作品写真で好んで使った花材です。矯めが効き花保ちも良いので立ちいけの花材として桂古流ではよく用いられます。
熊谷華樹 ガーベラ ワイングラス 透明感のある作品です。 可愛いだけでなくガーベラの花びらを見せようと努力した計算に確かなセンスを感じます。
田中知舟 ツツジ、アイリス 備前投入 立派なツツジを細身の投入と組み合わせました。豪華さとシャープさを上手に表現しました。アイリスの黄色が存在感を出しています。
外山文華 孔雀ヒバ、リアトリス 青銅尊式花器 青銅尊式は父華慶が好んだ花器です。ヒバとリアトリスはどちらも馴染み深い花材ですが2種併せ活けにすると美しい作品になります。
祓川江倖 ツツジ、雪柳、都わすれ 鉢形花器 ツツジの下垂した部分を下につかない様丁寧に伸ばしました。雪柳を加えた事で色彩が重くならず豪華になりました。
菅原華節 花蘇芳 六世好薄端 花蘇芳はマメ科の植物です。枝振も素敵でした。交差した部分もなく良く活けられています。
中村素華 ミスカンサス、アルストロメリア、トルコ桔梗 青と黄のU字花器を使いミスカンサスで広い空間を包みました。色彩を抑えたアルストロメリアの使い方も秀逸です。
大学シンポジウムの迎え花 野薔薇、カサブランカ、ルスカスグリーン
大学で行われるシンポジウムに迎え花を活けました。活けたのはその学校の3年生で桂古流正教授も取得しています。
千葉県華道協会 千葉県華道協会展
池田柊月 キャラ 竹筒三重切り キャラの三重切をいけました。伝書を参考にしました。メリハリも効いて良く活けられました。
埼玉県会議事堂の花 伽羅、赤目柳
2種併せいけです。キャラも伸びやかな枝でした。 赤目柳も大きくいけ、全体に伸びやかさを表現しました
日々のお稽古 新藤白龍の現代花特別授業
会長の代理で現代花の講師を白龍がしました。とても分かりやすく好評でした。
行李柳の先にモビール状に蘇鉄の実を付けました。目新しい作風に会員が大変喜びました
木曜に引き続き白龍の現代花特別授業が月曜も開催されました。
新藤京華のフラワーアレンジ
今月のフラワーアレンジはハロウィンです。荒天柳を使いながらクレッセントに仕上げました。
桂会研究会 色違いの同じ花材をいける
今回の研究会は色違いの花を活けるです。今回の白龍の講義から始まりました。
中世文学と植物学に基づいてかなり専門的な話です。分かりやすく話すので笑いもあり楽しく学べます。
色違いの花材というものでさらにお互いを引き立て合う作品が多いです。
今回は配色についても研究しました。分量や形状も考えながら活けました。
桂朋会研究会 シュロの立活け
シュロは葉組の部類です。立活けで唯一針金の使用が許されています。規則があり難しいですが歴代家元が大事にしてきた規矩を守ります。
桂秀会桂正会は祖父先代華盛の時から続く研究会です。若い方が幹部の先生と仲良くお稽古をしています。
桂翠会研究会 赤目柳と水仙の二管いけ
水仙は桂古流では葉組みの花として特殊な活け方とされます。11月から12月初旬、12月中旬から1月、2月以降で花の入る役枝の数、葉と花の寸法を変えるなど細かな約束事があります。
桂翠会は先代華慶の時に設立した会です。皆様意欲的にお稽古しています。