12月2日〜4日 北浦和恭慶館 さいたま市いけばな芸術協会役員展 毎年12月に行われるさいたま市いけばな芸術協会の役員展です。 今回は桂古流から5人が出品しました。
新藤京華 水仙 大水盤に7株活けました。 主位客位、たて鱗よこ鱗と様々な形に仕上げました。
丸林静香、岸華生 南天、菊、石蕗他 大水盤に大ぶりな南天を主に秋らしい花材で活け上げました。 畳の和室にゆったりと収まりました。
柄澤華陽 柊南天、孔雀ヒバ、菊 和の空間に柊南天を大らかに活けました。 矯めの効かない花材は櫛形を打ち込んで整えます。 足元の菊も素敵な品種です。
渋谷華倖 氷室杉、からすうり 黒の二重切りパイプ花器に登りいけで仕上げました。 良い氷室なので力強く色も素敵でした。 カラスウリもポイントとなっています。
上尾市いけばな協会展 岸華生
秋らしい落ち着いた中にも豊かな色彩の盛花です。白のバックに絵画のような作品となりました。
彩花展いけばな展 東京都で行われている彩花展に桂古流が出品しました。
冨山尚華 満天星、姫リンゴ、鶏頭、杜鵑草、菊 秋の風情を水盤一杯に表現しました。紅葉のボリュームと秋草の優しさが良い調和を出しています。
今井有華 キャラ、薔薇 六世好みの薄端に根〆付きの立活けに仕上げました。 キャラはとても丈夫で矯め戻りしやすいので、しっかり幹作りする必要があります。足元も綺麗に立ち上げました。
大宮氷川神社献花会
大宮氷川神社で献花会が行われました。秋の参拝客の方が足を止めていけばなに見入っていました。
桂古流菜の花会いけばな展
日大習志野高校の華道部と卒業生によるいけばな展です。 今年で38回になりました。
家元作品 桐、馬酔木、ドラゴン柳、ストレチア、リース 大きな花器に2.5メートルの桐を立てました。 広い会場なので思い切り高くしました。
上尾市文化センターの花
内田婦久甫 パンパスグラス、紅子町、オンシジウム 秋らしい花材です。パンパスグラスは穂が広がると温かな印象になります。寒くなる季節に心に灯がともるようです。
「第13回 騎西文化祭」が11月4日(金)〜6日(日) の期間キャッスルきさい(騎西文化・学習センター)にて開催されました。
成沢孝子 古木、雪柳 力強い古木と秋色に染まった雪柳を組み合わせました。とても素敵な作品です。
日々のお稽古 桂朋会研究会 シュロの立活け
シュロは葉組の部類です。立活けで唯一針金の使用が許されています。 規則があり難しいですが歴代家元が大事にしてきた規矩を守ります。
桂朋会は月曜に開催される研究会です。 難しいテーマにも皆んなで果敢に挑戦します。
わかば会研究会 水仙の2花5葉いけ
水仙は葉組の活け方とされます。袴を外し、寸法を整えます。手間がかかりますが凛とした姿はとても美しいです。
わかば会は家元本部の研究会です。普段のお稽古とは違った内容ですが楽しみながら活けました。
桂午会研究会 木瓜とヒバの二重切り
二重切りは竹筒に上下2箇所活け口を開けて活けます。両手切りを避ける、同じ長さの枝は作らないなど規約があります。
桂午会は土曜日に開催される研究会です。皆様元気に楽しくお勉強されています。
桂会講習会 竹を組んで活ける
青竹を組んで串で留めます。インパクトドライバーを使用します。
立てる場所を考え印をつけます。インパクトドライバーはゆっくり回転させます
青竹の傷を確かめてみます。
固定できたら雪柳と菊を挿していきます。
桂秀会桂正会研究会 五葉松の立ちいけ
五葉松は松の中でも特に風格があり、祖父が好んで活けた花材でした。教室に松の香りが広がると年の瀬を感じます。
桂秀会桂正会研究会は、祖父先代華盛の創立した研究会です。桂古流を長年学びながら、今でも研究熱心です。
楔を丁寧に入れながら整えます。