船橋市華道協会展 桂古流からは4人が出品しました。
石井小夜 猿猴杉、ツルウメモドキ 緑の枝物と秋の実物の組み合わせです。六世好みの薄端にしっくり合っています。
櫻井更芳 高野槙 高野槙は昔から和歌に詠まれますが、形にしづらい枝です。枝を整理し過ぎない様注意しながら丁寧に活けました。
飯塚美楓 氷室杉、ツルウメモドキ 花器に彫られた龍の勢いを氷室杉が受け継いだ様な迫力ある作品に仕上がりました。ツルウメモドキの鮮やかな赤が人目を惹きます。
鴨井楓月 孔雀ヒバ、ツルウメモドキ 孔雀ヒバをゆったり使いながら留の枝にツルウメモドキを配しました。 足元にポイントを持ってきて華やいだ雰囲気になりました。
調神社の奉納花
浦和鎮守の調神社(つきじんじゃ)の献花会は3代家元池華叟先生より桂古流が会長を務めています。月と桂の関係を大事に深い関係を築いています。今年は卯年なので干支の瓦を飾りました。
吹上駅の花 満井康華 万年青
吹上駅に万年青をいけました。 万年青は桂古流では奥伝の花と言われます。 キャリアや知識など総合的な力が求められます。 格のある花材なので薄端に角板を敷き「真」の姿に仕立てました。
日々のお稽古 桂翠会研究会 マンサクの客位いけ
マンサクは満作と書く事が一般的ですが花の姿から金縷梅とも言います。春先に黄色い花と柔らかい芳香を漂わせる花材です。
今回は客位に活けました。逆勝手とも言います。 いつもの正反対を活けるのでハズかけ、枝選びから注意します。
桂翠会は父華慶の時に創設した会です。皆様熱心にお稽古しています。
桂月会研究会 マンサクの客位いけ
マンサクの客位いけです。展覧会でお生花は外開きになるよう飾ります。主位だけでなく客位いけも大事になります。
桂月会は月曜に開催される研究会です。皆様楽しみながら熱心にお稽古されています。
桂午会研究会 マンサクの客位いけ
客位とは逆勝手とも言われます。陽の床の間には逆勝手をいけます。
桂午会は土曜日に開催される研究会です。皆様和気藹々と楽しみながらお稽古されています。
桂卯会研究会 マンサクの客位いけ
客位いけの時はハズのかけ方、枝の選び方から逆になります。枝の表裏や反りにも注意します。
桂卯会は先代華慶の時に設立した研究会です。皆様楽しそうにお稽古しています。