豊島区総合美術展いけばな展 池袋の東京芸術劇場にて開催されました。
岡雪華 荒天柳、キングプロテア、バラ 赤いこね鉢に低く活けました。桂会研究会の役員をしながらテーマも考えて出品しています。前回のテーマ「30センチ以下の作品を活ける」がとても素敵でした。さらに研究して今回の作品になったと思います。
西尾紀華 着色素材・オリエンタルリリー・エレンジウム・ポインセチア・杉 銀製水盤にクリスマスを意識した作品を構築しました。着色素材の大胆な空間取りが秀逸です。 足元はオリエンタルリリーが安定感を出しています。
今野清華 白塗り素材、氷室杉、バラ、デンファレ、SPバラ 白塗り素材の下に象徴的に入ったバラが素敵です。氷室杉のしたに散りばめたデンファレとスプレーバラが神聖な雰囲気を醸し出しています。
斉藤宥華 孔雀檜葉、バラ 桂古流薄端六世好に、主位で活けた立活けです。孔雀檜葉はクリスマスリースの花材となります。冬は朝が曲がっていて活け辛いですが上手に入りました。
冨山尚華 孔雀檜葉、バラ 三つ足鼎型花器に客位で活けました。斉藤さんと対です。客位は慣れないと難しい型です。綺麗に脚がついています。
今井有華 赤目柳、万年青 赤い漆水盤に赤目柳を客位にいたしました。にか万年青を主位に株分としました。冬らしい凛とした姿で背筋の伸びるおもいでした。
久保菁華 梅擬、アルストロメリア、ゴッドセフィアナ 黒い脚付投入に大らかに梅擬を挿しました。アルストロメリアとゴッドセフィアナが中心を形造っていました。
第47回 寄居町産業文化祭いけばな展 寄居町勤労福祉センター で11月11日(土)12日(日)で開催されました。
桂古流の中島華江が出品しました。木瓜・赤目柳・菊の株分けです。
線の美しさと菊の大きさがうつくしい対比を表現しています。
騎西文化祭
成沢孝子 竹、ヒバ 騎西文化祭に出品しました。緑の濃淡を活かして表情豊かに仕上げました。ボリュームの差も対比が効いて面白い作品です。
上尾いけばな協会展
岸華生 サンシュユ 鼎型花器にサンシュユを堂々と活けました。足元もしっかり付いていて綺麗に仕上がりました。
内田婦久甫 木瓜、孔雀ヒバ 透かしの薄端に2種併せ活けを立てました。木瓜も大らかに活けられました。
イケバナインターナショナル新年会
副家元 新藤白龍 水仙 鼓型花器と扇子型の花台で品格のある設がそろいました。水仙2花5葉で活けました。辰年なので白龍の香壺が飾ってかります。
日々のお稽古
桂秀会桂正会研究会 サンシュユの立ち活け
サンシュユは春の立ち活け花材として有用です。六世華盛、七世華慶も作品としてサンシュユを活けています。
桂秀会桂正会は六世華盛の時に設立した研究会です。新しい方と幹部の方が仲良く勉強しています。活気のある研究会です。
桂美会研究会 啓翁桜とアイリスの2管いけ
啓翁桜はお正月明けに本格的に出回ります。柔らかい花色で春を感じさせてくれます。2管いけなので敢えてアイリスと組み合わせていけてみました。
桂美会は七世華慶が副家元の時に設立した会です。皆様熱心にお稽古され、若手の指導も優しくしています。