桂古流コルソ展 20年前に7世家元華慶が「もっと身近にいけばなを感じて貰える展覧会を」と提唱し実現したのがコルソ展です。桂古流家元本部がかつて浦和駅前にあり、現在もコルソの地権者でもあることから開催する事となりました。
下田華美 バラ、ボックス ファンシーな作品に仕上がりました。いつも多くの方が見ています。赤を基調とした温かみのあるオブジェでした。
矢作麗盛 孔雀ヒバ 平たい花器に敢えて薄い竹製の花留めを自身で作りました。倒れずに綺麗にたちました。足元のフリージアも素敵です。
新井華友 ミスカンサス、アネモネ,アストランチャ 緑色の個性的な花器にアーチを架けるように活けました。アネモネの色が春を感じさせます。
飯塚美楓、 小手毬、ストック、菊 大胆なフォルムの花器を組み合わせて独特の世界観を生み出しました。サイズは小さいですがスケールの大きな作品に仕上がりました。
市川香華 桜、ラナンキュラス、ニゲラ 丸い空間のある花器に遊び心溢れる活け方です。春の洋花が思い思いに咲く姿は人々を笑顔にします。
内田静美 ガーベラ、カスミソウ、チューリップ、オンシジウム、アルストロメリア 沢山の花材が白い花器から溢れています。多色の場合は無彩色の花器がまとめやすいです。
宮園良華 トルコ桔梗、コニファー、ブプレウルム 秘色の花器に大胆な水面を見せる活け方をしました。夏場ならば更に喜ばれます。
茂木奈祥 ユーカリ、ワックスフラワー、チューリップ ユーカリは数百種類とバラエティ多い植物です。最近葉の尖った種類も見かけるようになりました。ワンポイントでみえるワックスフラワーも可憐です。
星野華照 紅梅、金紅梅 金紅梅は香木にもなります。葉を揉むと香気が漂います。空間が抜けて難しい花材の組み合わせでしたがよく纏めました。
森田璃華 木葉小手毬 スイトピー 木葉小手毬の若葉は小さくても灯火のようで目を惹きます。スイトピーも北風に吹かれて大変でしたが春らしい演出が出来ました。
埼玉県会議事堂の花 埼玉県会議事堂のホームにはいけばな展示のスペースがございます。開館時間にご覧頂ければ幸いです。
セイヨウガマズミ、孔雀ヒバ 降雪のため折れてしまった枝をいただきました。初めて活ける枝なので矯められるか不安でしたが良いバランスにおさまりました。
叡明高等学校 卒業式の花
叡明高等学校では卒業式の花を華道部員が協力して活けます。10数名が協力してそれぞれの役割を迅速にこなし、50分で完成させました。
熊谷駅の花 横塚静月 寄居町勤労福祉センター で11月11日(土)12日(日)で開催されました。
JR熊谷駅にはいけばなが飾られています。今回は桂古流二宮社中の横塚さんの作品です。組み花器3つを使い足元を引き締めながら荒天柳を大胆に構成しました。見応えありました。
日々のお稽古
桂会講習会 ブッタナッツを活かした作品
今回はブッタナッツというインド南部原産のドライ素材を活かした現代花です。荒天柳とスターチースも背の高い花材でした。
ブッタナッツに穴を開ける時はインパクトドライバーを使います。刃を替えながら好みの大きさの穴を開けます。白龍が優しく指導しています。
桂会講習会は隔月で開催されます。花材、資材は講習会で用意します。桂古流師範ならばどなたでも参加できます。
桂古流県北支部 春の草花立ち活け
春の草花は菜の花をはじめ沢山あります。講義ではサクラと花見についての資料と、3本活けから15本活けまでを学びました。
桂古流県北支部は熊谷を中心に秩父までの師範者が集います。皆さん熱心に勉強を続けています。